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2009年05月26日

高速料金1,000円の影響か 呉・松山フェリー廃止

呉・松山フェリー:来月末で業務停止 “ETC特割”打撃か /愛媛(5/26毎日jp)
 広島県呉市の阿賀港と松山市の堀江港を結ぶ呉・松山フェリー(本社・呉市阿賀南7)は25日、近く中国運輸局に航路廃止届を提出し、6月30日限りで運航業務を停止すると発表した。06年の「しまなみ海道」(西瀬戸自動車道)の全線開通や燃料高騰に加え、景気対策として今春から高速道路に導入されたETC(自動料金収受システム)利用車の特別割引が決定的な打撃となったとみられる。

宇高連絡船:100年の歴史、存続の危機 ETC割引影響(4/19毎日jp)
 宇高連絡船として旧国鉄時代から約100年の歴史を誇る宇野(岡山県玉野市)-高松航路が、高速道路料金の割引により瀬戸大橋利用が増え、存続の危機にある。同区間を運航するフェリー3社のうち津国汽船(同市)は1日に撤退、他の2社も「歴史ある航路を残したいが、収支を見極めて」と先行きは不透明で、地元自治体は国へ支援を求めている。

 景気対策政策の目玉の一つのいわゆる「高速1,000円」の、負の側面が出てしまいました。
瀬戸大橋や「しまなみ海道」が開通することに関しては、
建設が決定した時からフェリー会社も対策を講じることはできますが、
今回の「高速1,000円」は景気対策として突如登場した政策で、
これではフェリー会社も急に対策を講じることはできません。

呉・松山フェリーのように航路が無くなってしまえば、
「高速1,000円」は土日祝日のみで、しかも2年間限定。
平日の利用と、2年後に高速道路料金が元に戻る可能性を踏まえた、
航路の維持と従業員の雇用の確保が求められる所です。  


Posted by 50番バス at 23:16Comments(0)