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2009年03月29日

スカイマーク 那覇―石垣線に参入へ

那覇〜石垣スカイマークが参入 航空3社競争へ(3/26八重山毎日新聞)
新空港開港時に5往復10便、1万2000円以下の低料金に
 2013年3月の新石垣空港開港時に、低料金を売りに那覇〜羽田・福岡間などで路線を展開するスカイマーク(株)(西久保慎一社長)=東京都=が新規参入を予定していることが25日、分かった。那覇〜石垣間で5往復10便を予定しており、料金も普通料金で1万2000円以下に設定する見通し。石垣発着の那覇路線は同社の参入で3社の乗り入れとなり、便数が充実することになる。同日、説明を受けた大浜長照市長は「3社の参入で競争となり、サービスも良くなる。住民からも喜ばれると思う」と歓迎した。


那覇―石垣線 運航へ スカイマーク/2013年 片道1万2000円以下(3/26沖縄タイムス)
 【石垣】スカイマーク(東京)の西久保愼一社長は25日、石垣市役所に大浜長照市長を訪ね、新石垣空港が開港する2013年3月に、那覇―石垣線の定期運航を開始する計画を明らかにした。同社の離島路線は初めて。通常運賃で片道1万2000円以下に設定する予定で、西久保社長は「客をどんどん運び、八重山の皆さんの役に立ちたい」と述べた。

那覇―石垣線は、国内航空路線としては上位14位の乗客数があり、
羽田空港を発着しない路線では最も乗客の多い路線です。
現在の石垣空港は滑走路が1,500mしかなく、何かと制約の厳しい空港です。
建設中の新石垣空港の開港で、輸送力の増強が期待される中、
JALグループ・ANAグループに加えてスカイマークの参入で
サービス向上と運賃の低廉化も期待されるニュースです。

スカイマークはかつて、伊丹と福岡・札幌を結ぶ路線や、
羽田と関空・青森を結ぶ路線を、就航後短期間のうちに休廃止してしまいました。
石垣線は初めての離島路線で、生活路線としてのウエートも高く、
長期にわたって安定した運航が求められます。

また石垣空港は、台風接近時には数日にわたって欠航が続くこともあり、
その前後の機材繰りの対応(那覇発着便に限らず)や、
欠航で足止めとなった乗客を、運航再開後に速やかに運ぶことも求められます。

スカイマークにはマイレージサービスがなく、スカイマークカードに入ればポイントが貯まり、
特典航空券に引き換えできますが、
沖縄はマイレージ獲得に直結する電子マネー決済の利用率が高いと聞いたことがありますので、
スカイマークのポイントサービスが沖縄地区の乗客に受け入れられるかも気になります。

なんか危惧点ばかりになってしまいましたが、
八重山諸島は先日まで、筆者にとっても、「行きたくても行けなかった人 」でした。
八重山の方々に歓迎されながら、就航を目指し、飛び続けてほしい所です。

〈余談〉もしレキオス航空が就航にこぎつけていたら、那覇―石垣線はどうなっていたのでしょうか?


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Posted by 50番バス at 20:25│Comments(0)
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